この記事では、バレンタインチョコを職場で渡さないことについて考察しました。
結論、バレンタインをしなくていいかは会社の雰囲気によります。
記事では
- チョコを職場で渡している女性の割合
- バレンタインを迷惑に感じている男性の割合
- 会社にバレンタインが必要と考えている人の割合
- バレンタインチョコを職場で渡さない方法
- バレンタインチョコを会社で渡すほうがいいケース
を説明してます。
男女50人の本音も紹介してます。
会社でバレンタインチョコを渡すか悩んでいる方は参考にしてくださいね
バレンタインチョコは職場で渡さないとダメ?【女性50人にアンケート】
「バレンタインチョコを職場で渡さないといけない」と考える必要はありません。
実際、会社でバレンタインチョコを贈ってない女性は多いです。
会社勤務をしている女性50人に「今年は職場でチョコを渡しますか?」とアンケートしたところ、渡すと回答した人は16人でした。

職場でチョコを渡さない人が大半なのが分かります

渡す派・渡さない派それぞれの意見を見ていきましょう。
チョコを渡す人の2つの意見
バレンタインチョコを渡す人の意見をまとめると下のようになりました。
- 職場の上司や同僚に感謝の気持ちを伝えたいから
- バレンタインが慣習になっている(渡さないと気まずい)
ポジティブな意見とネガティブな意見に分かれてますね
ポジティブな理由を挙げた人の回答をいくつか紹介します。
いつもお世話になっている同僚や上司に日頃の感謝を込めて贈ります。
【50代・不動産会社の事務員】
毎年恒例の若く楽しみの一つなのです。バレンタインの日が近づくとチョコレートの名前が飛び交うのです。チョコレートが職場を明るくしてくれるのです。
【50代・食品会社】
続いて、ネガティブな意見です。
ネガティブな意見を挙げる人が少し多い印象でした。
女性たちで話合い1つの商品を決めて渡すことが暗黙のルールになっているから。
【20代・一般事務】
他の女性社員が渡しているから自分だけ渡さないというわけにはいかないので。
【30代・学習塾の事務】
毎年恒例で女性同士でお金をだしあい男性にチョコをあげているので、一人だけ参加したくないとは言えないため。
【40代・会計事務所】
続いて、渡さない人の意見を見ていきます。
チョコを渡さない人の6つの意見
職場でバレンタインをしない人の意見をまとめました。
渡さない派34人の意見は以下の6つに分けられます。
- 男性社員のお返しの負担を減らすため
- 準備や渡す手間が面倒だから
- 渡す必要性を感じないから
- バレンタインを渡す雰囲気がないから
- バレンタインチョコは配らないと会社で決まっているから
- 感染症対策のため
渡す理由より多いですね
ひとつずつ見ていきます。
まずは、男性社員の負担を考慮したという意見です。
男性社員がお返しが大変とのことで、去年より渡すのをやめました。
【40代・金融機関事務】
渡したらどうしても返さなくてはいけないという心理が働くため、上司にそんな気を遣わせたくないから。
【20代・出版業】
明らかな義理チョコはあげる方ももらう方も気を使うだけだと思うから。
【40代・システムエンジニア】
続いて、バレンタインの準備や費用が理由の意見です。
人数が多く、ホワイトデーのお返し等面倒だと考えているため渡す予定はありません。
【30代・システムエンジニア】
チョコを用意するのに手間と費用がかかるから。アレルギー持ちの人を考慮しなければならないから。
【20代・保育士】
課の人数が多いため、用意するとしたら膨大な量のチョコを用意する必要がある。
【20代・会社の事務員】
「会社でのバレンタインの必要性を感じない」という意見もありました。
リモートワークのため同僚と会わない上、チョコレートをあげる意味を見つけられないため
【40代・IT会社でコンサルタント】
お世話にはなっているが、わざわざチョコ等を渡す必要性を感じない。甘いものが好きな人嫌いな人様々いるので、その人に合わせて買うものを考えるのも面倒である。
【20代・建設会社の事務職】
バレンタインだからと言って、職場の人にわざわざ渡す意味が分からないから。
【20代・小売業】
会社ではバレンタインチョコを贈り合う雰囲気がないため、バレンタインをしない女性も少なくありません。
職場においてチョコレートを交換する風習がなく、やりたいとも思わないため
【20代・医療系スタッフ】
職場が女性ばかりで男性は店長しかいないので。渡さなくてもいいかなと思う。
【30代・飲食店のホールスタッフ】
周りは既婚者や相手がいる方ばかりだし、毎年渡していないし、渡すような雰囲気もないため
【30代・製薬会社の技術員】
会社内にバレンタイン禁止の決まりがあるという意見もあります。
会社内でバレンタインは行わないという決まりがあるため行いません。
【30代・IT関連】
課内の男性の人数が多いので、それぞれに渡すと数が多くてお金がかかるため、課内の女性同士で渡さないと決めたから。
【40代・市役所勤務】
社内的に渡さないこと、が暗黙のルールになっています。
影で渡す人もいますが私は渡しません。
【30代・税理士事務所】
2020年からの感染症を理由に挙げる回答もありました。
コロナ禍なこともあり、社内全体でバレンタイン行事は禁止になったから。
【30代・不動産事務職】
コロナの感染症対策のため。コロナが流行ってる中で食べ物を渡すのはあまり好まれないと感じているから。
【20代・区役所の相談員】
コロナで物の受け渡しをしにくいのと、リモートワークなので渡しにくいという二重の理由があります
【40代・プログラマー】
ここまで、バレンタインチョコを贈る女性側の意見を見てきました。
会社でのバレンタインは女性から歓迎されてないことが分かります。
贈るものを考えたり用意したりする手間や費用を考えたら大変ですよね。
私も渡したくない派なので、とても共感します……
職場内のバレンタインは女性にとっては悩みの種になりがちですか、男性にとってはどうなのでしょうか。
次は、男性側の意見を見ていきます。
バレンタインは職場に迷惑をかける?【男性50人にアンケート】
ここでは、バレンタインが職場にとって迷惑なのか考察します。
職場で迷惑かどうか知るには、もらう男性の意見を聞くのも大切です。
会社員の男性50人に「バレンタインチョコをもらうのに抵抗がありますか?」というアンケートを実施しました。
「抵抗がある」と回答した男性は50人中17人でした。

個人的には少ない印象です。
意外ともらうことをポジティブに考えている男性は多いんですね
では、好意的な意見と否定的な意見をそれぞれ見ていきましょう。
バレンタインに好意的な4つの意見
バレンタインチョコを好意的にとらえる意見を簡単にまとめると、以下の4つになります。
- プレゼントが純粋に嬉しいから
- 甘いものが好きだから
- 自分に好感をもっていることが感じられるから
- バレンタインがコミュニケーションの一環になるから
一番多かったのが「純粋に贈り物が嬉しい」という回答です。
義理でも、日頃の感謝を形に表してくれるのは素直に嬉しいため。
【30代・福祉職員】
社交辞令的なものもありますが、頂ければ素直にうれしいので、好意的です。
【40代・会社員】
すごく気持ちが嬉しくなるし食べれるものだから幸せだからです。
【20代・ライター】
好きな人だろうが、嫌いな人だろうが、知らない人だろうが、行き過ぎた好意でなければ嬉しいです。
【20代・営業職】
甘党の男性にとっては、バレンタインの季節は楽しみのようです。
甘いものが好きなので、貰えるのであればさして抵抗なくいただくため
【30代・会社員】
チョコレートが大好きなので貰えると単純にうれしいし自分のために用意してくれた気持ちが嬉しい
【20代・カメラマン】
甘いものは好きなのでもらえるとありがたいと思いますし、普段から同僚たちと休憩時間におやつを分けて食べることもありますので、バレンタインチョコもその延長線上のようなものとして好意的に思っています。
【40代・広告業】
チョコレートをもらうことで自分への自信を高める男性もいます。
どんな形であるにせよ自分に対して好感を持ってくれている証だから。
【40代・会社員】
当然もらって嬉しいものです。男としては常日頃女性にモテたいと考えているので。
【30代・会社員】
チョコレートがもらえることについては純粋に男として嬉しいから
【30代・会社員】
「異性からプレゼントされるとモチベーションにつながる」という回答もありました。
私の夫もこのタイプです笑
さらに、コミュニケーションのきっかけを理由に挙げる人も多かったです。
貰えるのであれば、気分も上がるし良いコミュニケーションにもなる。
【20代・ガス営業】
恋愛感情は抜きにしてのコミュニケーションとなっていると思うので
【40代・フリーランス】
義理チョコでもお返しで交流するきっかけになるし男として嬉しい。
【40代・会社員】
会話のきっかけにもなるし、刺激にもなるので良い効果の方が高いです。
【40代・会社員】
次は、否定的な意見を見ていきます。
バレンタインに否定的な3つの意見
チョコをもらいたくない男性の意見は下の3つがありました。
- お返しの品の準備が面倒だから
- チョコレートなどの甘いものが苦手だから
- 女性に気を遣わせてしまうから
一番多かったのはお返しに関する回答です。
お返しのことを考えると面倒だし、義理でもらうのも気を使うため
【20代・サービス業】
義理チョコにもかかわらずもらった以上はきちんとお返しをしないといけないし、誰がいくら出すかを考えるのがめんどう
【40代・会社員】
誰が見ても明らかな義理チョコは、そのお返しに困るのでできればもらいたくない。
【60代・土木設計技師】
ホワイトデーに毎年何をお返しにするか迷うし、出費も増えるので。
【50代・販売職】
たしかに、贈られた品に見合ったお返しを探すのは難しいですよね……
また、チョコレートなどの甘いものが苦手という意見もあります。
そもそもチョコレートが好きではないのでもらっても逆に迷惑なので抵抗があります。
【40代・プログラマー】
甘いものが元々好きではないので、もらってもあまり食べられない。
それを知っている人は気を使って甘くないものをくれるのだが、気を使わせてしまっているのがすごく申し訳ない。
【30代・飲食業】
あまりもらいたくありません。職場に人が多いしチョコやクッキーをもらっても食べたいと思わない。
もらう量が多いと、困ってしまいます。
【20代・営業職】
甘いものを食べない人には有難迷惑なイベントです
バレンタインチョコを渡す女性に気を遣わせたくないという意見もありました。
社交辞令で気を遣わしている部分があるので個人的には必要ないと思います。
【30代・小売業】
貰う必要が無く、気を使わせてしまいますし、お返しも有るので必要無いと思います。
【30代・会社員】
女性の負担を配慮した回答です。
断るのも角が立つから、結局もらってしまいますよね……
ここまで、バレンタインチョコをもらう男性側の意見を見てきました。
男性の大半はもらうことに対しては抵抗感がない人が多いようです。
では、そもそもバレンタインは会社に必要な文化なのでしょうか。
次は、男女それぞれ50人にアンケートした結果を発表します
バレンタインは会社に不必要な文化?
「バレンタインは会社にいらない」と考える人の割合は多いです。
男性は50人中35人、女性は50人中43人が必要性を感じていない結果になりました。

必要と回答した人の意見をまとめると、下のようになります。
【男女共通】
- 交流のきっかけになるから
- コミュニケーションの輪が広がるから
【男性】
- 楽しいイベントだから
- もらえると嬉しいから
【女性】
- バレンタインを通して感謝の気持ちを伝えたいから
バレンタインを楽しむ人は必要と回答してました
しかし、バレンタインが不必要と回答した人が多数派。
理由については、男女共通のものが多かったです。
【男女共通】
- お互いにメリットがないから
- 義務感や負担が増えるから
- みんなが盛り上がれるイベントではないから
【女性】
- 感謝の気持ちを伝える方法は他にもあるから
バレンタインを会社でしなくても大丈夫な感じがしますね。
しかし、場合によってはバレンタインをやらざるを得ない場合もあります。
バレンタインを職場で渡さない方法【男性に伝えるべきポイント2つ】
バレンタインチョコを渡さない、あるいは途中でやめる方法は、あらかじめ男性陣にチョコを渡さないと伝えておくことです。
入社して初めて迎えるバレンタインの場合は、わざわざ言う必要はありません。
以下の2点を伝えると、相手も分かってくれやすいでしょう。
- 気を遣わせたくないから
- お返しを準備する負担を減らしたいから
ひとつずつ解説していきます
気を遣わさせたくないこと
男性社員に気を遣わせたくないことを伝えると、チョコを渡すのをやめやすくなります。
ものをもらうのに慣れていない男性も多いです。
「女性に時間やお金を使わせてしまった……」と思う優しい男性もいます
相手に感謝の気持ちを伝える方法はバレンタインでなくてもできます。
お互いに気を遣うことを挙げながら、男性に説明してみましょう。
お返しの品を準備する負担を減らしたいから
男性のお返しのことを考えてバレンタインをしないことを伝えると、チョコを渡すのを断りやすいです。
お返しを考えたりお金を使ったりするのが嫌だと感じる人は少なくありません。
男性の中には「もらった以上の贈り物をしないといけない?」と悩む人もいます
お互いにとってwin-winと説明すると、男性側も納得しやすいです。
一方で、チョコを渡したほうがいいケースもあります。
次は、バレンタインチョコを男性社員にあげたほうがいいケースを解説します。
バレンタインを会社であげないといけない2つのケース
バレンタインチョコを渡さないといけない場合があります。
以下の場合はバレンタインチョコを渡さないのは難しいです。
- 女性全員から集金して、女性一同として渡す場合
- 男性社員からバレンタインへの期待を感じた場合
集金制だと1人だけやらないと答えるのは、ハードルが高いですよね。
どのように噂されても動じない鉄のハートが必要かと……
また、男性社員から「チョコを楽しみにしている」という態度をとられた場合も該当します。
後輩ならまだしも、同僚や上司に言われたら断れない……
組織で働いている以上、自分の考えを押し通すのは難しいですよね。
チョコを渡すほうが後々面倒にならないというケースもあります。
もしバレンタインを渡すなら、1人当たり500円程度が理想です。
アンケートでチョコを渡すと回答した16人の女性の平均金額は650円でした。
高すぎない個包装タイプのスイーツなら、もらう男性の負担も少ないのでおすすめです。
バレンタイン向きのスイーツをいくつかピックアップしたので、参考にしてみてくださいね。
まとめ

2022年に職場でバレンタインチョコを渡す女性は32%(50人中16人)
バレンタインに抵抗がある男性は34%(50人中17人)
職場のバレンタインが不必要と考える人は多い
- 男性70%(50人中35人)
- 女性86%(50人中43人)
会社でバレンタインチョコを渡さなくても支障がない可能性は高い
バレンタインチョコを渡したほうがいい2つの場合
- 女性社員全員から集金する場合
- 男性社員がバレンタインを楽しみにしている場合
職場でのバレンタインに必要性を感じない人は多いです。
会社でバレンタインチョコを渡すのが負担になっている場合は、やらない選択肢も考えてみてくださいね。
